
いつも占いサロンTAO銀座店・自由が丘店、そしてゆき胡蝶の鑑定をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
はじめましての皆さまも、どうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、こんにちは。占い師のゆき胡蝶です🦋
11月の東洋占星術ブログでは、
「四面楚歌の闇に咲く光 〜項羽と虞美人の愛〜『心のTAO(道)』」
をテーマにお話しさせていただきます。
今月は、中国の歴史に残る項羽と虞美人の物語を通して、人生の厳しい時期にも失われることのない「本当に大切なもの」について考えてみたいと思います。
初めてこのブログをご覧くださる皆さまも、毎月お読みくださる皆さまも、香り高いお茶でも片手に、ゆったりとしたひとときをお付き合いください🫖

目次
11月は「亥」の月|心の内側を見つめる静寂の季節
暦の上では「立冬」を迎え、木々を揺らす風にも、いよいよ冬の冷たさが混じる季節となりました。
街路樹が葉を落とし、自然界が静かにその姿を「引き算」していく11月。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
算命学において、11月は「亥(い)」の月です。
十二支の最後を締めくくる「亥」は、季節でいえば「初冬」、時間でいえば「夜の深まり」を意味します。
万物が外側への広がりを止め、内側へ、内側へとこもっていく季節。
それは、自らの「核心(種)」を守り育てるための静寂の時間でもあります。
また、易経のバイオリズムである「十二消息卦(じゅうにしょうそくか)」でこの時期を見つめると、すべての陽が隠れ、陰のエネルギーが極まる「坤為地(こんいち)」の優しさと静けさに包まれます。
外側の華やかな飾りや建前が削ぎ落とされ、私たちの「本音」や「魂の純度」がむき出しになるとき。
そんな今月だからこそ、私の大好きな映画や京劇の演目である『覇王別姫(はおうべっき)』の世界が心に浮かびます。

『覇王別姫』|四面楚歌の中で描かれた項羽と虞美人の愛
『覇王別姫』。
激動の中国の歴史の中で、京劇の『覇王別姫』を演じ続けた役者たちの壮絶な生き様を描いた名作映画を思い出す方も多いかもしれません。
京劇の舞台で描かれるのは、項羽と虞美人の悲しい愛の物語です。
ライバルである劉邦に追い詰められ、四方を敵の歌に囲まれた「四面楚歌」の極限状態。
覇王・項羽は、自らの命運が尽きかけたその夜、愛する虞美人のために悲痛な歌を詠みます。

項羽が最後に案じたもの
「力は山を抜き、気は世を蓋うも、時利あらずして騅逝かず。騅の逝かざるを奈何すべき、虞や虞や若を奈何せん」
私の力は山を引き抜き、気概は世を覆うほどだった。
しかし、天の時は味方せず、愛馬も進まない。
この馬をどうしたらよいのか。
そして、愛しい虞よ、お前をどうしたらよいのだろうか。
ここでいう「気概」とは、苦しい状況を自ら乗り越えようとする強い心のことです。
天下無敵と恐れられた英雄が、富も、名声も、軍隊も、すべてを失おうとする最後の瞬間。
彼が案じたのは、覇権ではなく、目の前にいる一人の女性の行く末でした。
そして虞美人もまた、彼の足を引っ張るまいと、最期の舞を舞ったのち、項羽の剣を抜いて自ら命を絶ちます。

すべてを失っても残る「愛と誇り」という光
映画の中で、女形の程蝶衣(チェン・ディエイー)が人生そのものを賭けて演じきった「虞美人」。
その姿は、観る者の胸を激しく締め付けます。
現実の世界がどんなに泥沼であっても、時代の荒波に揉まれても。
舞台の上の「虞美人」として、項羽への不滅の愛を生き抜こうとする。
それは、純度100%の精神世界を守ろうとする美学そのものでした。
すべてが削ぎ落とされた「四面楚歌」の絶望。
それはまさに、人生における「冬の極み」であり、易経の「陰の極み」のようでもあります。
しかし、現実のすべてが崩壊していく暗闇の中でも、二人の間には、そして蝶衣の心の中には、失われないものがありました。
それは、
「決して汚されることのない、純度の高い愛と誇り」
という、確固たる光(核心)だったのです。

算命学が教えてくれる「心のTAO(道)」
私たちは日常の中で、ついつい、
「もっと成果を出さなければ」
「人からどう評価されているだろうか」
と、外側の世界(陽)ばかりに気を取られてしまいがちです。
けれど、この11月の寒気は、私たちに静かに問いかけてくれます。
「もし、あなたの外側の飾りがいっさい無くなったとしたら、最後に残る『本当に大切なもの』は何ですか?」
それこそが、算命学の「亥」が内包する、あなた自身の核心。
そして、人生の冬を乗り越え、次の春へと向かうための「TAO(道)の種」になります。
外側の評価や目に見える成果だけではなく、自分の心の奥にある、決して手放したくないもの。
この11月は、そんな自分自身の本音と向き合う時間を大切にしてみませんか。

人生の「冬」にこそ、自分の心の声を聴いてみる
映画のように激しい時代でなくとも、私たちは日々、小さな「四面楚歌」や孤独を感じることがあります。
もし今、何かに立ち止まり、行く先が見えなくなっている方がいらっしゃれば。
それは、あなたの魂が、蝶衣が求めたような、
「本当の心の拠り所」
を探しているサインかもしれません。
冷たい風が吹く季節だからこそ、温かなお茶を飲みながら、ご自身の心の一番深いところにある声に耳を傾けてみませんか🫖

11月の鑑定で、あなたの人生の道を一緒に紐解きましょう
あなたの人生のバイオリズムを紐解き、冬の時代を温かく照らす灯火となるメッセージをお届けいたします。
東洋占星術、西洋占星術、手相・人相、タロットカードを通して、あなたの心の声に寄り添いながら、これからの道を一緒に見つめていければ幸いです。
占いサロンTAO銀座店・自由が丘店にて、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
占いサロンTAO
ゆき胡蝶 🦋
2026年11月の出演スケジュール
【銀座店】
・11月5日(木)
・11月7日(土)
・11月11日(水)
・11月14日(土)
・11月19日(木)
・11月21日(土)
・11月28日(土)
【自由が丘店】
・11月26日(木)
・11月15日(日)
《今回ブログを書いてくれた、ゆき胡蝶先生》


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